新幹線の回数券を売る場合、1冊（6枚）の方が高くなる理由

当店の買取価格を記載したページ「新幹線回数券の高価買取ならお任せください」にてご案内している新幹線回数券の買取価格は1枚あたりの金額ではなく、1冊（6枚）あたりの金額となっています。

今回は、なぜ1枚での買取金額より1冊での買取金額のほうが高くなるのかについてご案内します。

新幹線の回数券を売る場合
1冊（6枚）の方が高くなる理由

金券ショップが新幹線回数券の枚数を数える時、1枚1枚確認するのは稀です。もちろん最初は数えるのですが、新幹線回数券が6枚1綴りになっているので、6枚綴りを1セットとして、1冊、2冊…と数えることが多いです。

例えるなら12個で1単位となるダースのようなもので、慣れれば意外に早く数を計算することができます。
例）「7冊（42枚）か在庫ちょっと少ないかな」など

意外と知られていないことですが、金券ショップで販売している新幹線回数券の数はかなり多いです。大抵の方は、「多いったって週100枚とか200枚ぐらいでしょ？」と思うかもしれませんが、お店によっては1,000枚や2,000枚を超える販売数になることもあるぐらい、金券ショップを利用している方は多いです。

業者との取引をメインとしている金券ショップもあるぐらいで、その場合は、先ほど提示した販売数が数倍～数十倍になることもあります。これでは1枚という単位で数えていたら間に合いませんね。

業者同士の取引では冊数を利用することが多く、最低取引数が50冊ぐらいになることも少なくありません。

また、使うつもりの切符が余ってしまったというケースでの新幹線回数券の買取では、残りの有効期限が短くなってしまいがちです。多くの金券ショップでは、お客様からの買取以外にも独自の仕入れルートを構築していることがほとんどで、逆に一定以上の数を買わないと仕入れ先との取引が継続できないような場合もあります。

新幹線回数券には発行日から3ヶ月という有効期限もあるので、1枚単位の買取に関して力を入れる金券ショップは皆無といっても差し支えありません。逆に、毎週一定の数量が入荷するため、一定以上の販売数がないと有効期限が短くなっていき損をしてしまうことだってあるのです。

金券ショップの買取価格相場は先ほど紹介した独自の仕入れ先の価格相場を元に決まるようになっています。例えば仕入れ先から97％で購入できる商品なら、買取価格相場が97％以上になることはあり得ません。

もし、思ったより買取相場が安い金券があったとしたら、その商品はお客様からの買取以外に仕入れ先があると思って間違いないでしょう。

そのため、金券ショップにとっても、お客様からの買取は商品を揃えるという意味でも、売り上げや利益を上げるという意味でも、大変ありがたいものです。

特に、大量の買取依頼は大歓迎なのです。（※商品によっては在庫状況が大きく変わってしまうので嫌がられることもあります）

金券ショップにとって新幹線回数券は大量買取（限度はあります）を優遇するその1つで、在庫状況が日々変化するとは言え、1枚ずつの買取より、数も多く有効期限も長くなることの多い1冊の買取を優遇しているのです。