【豊橋-東京】の新幹線回数券の買取価格が高騰している理由

当店の買取価格を記載したページ「新幹線回数券の高価買取ならお任せください」にてご案内している新幹線回数券の買取価格は1枚あたりの金額ではなく、1冊（6枚）あたりの金額となっています。

さて、ここ2～3年の間に【豊橋-東京】間の新幹線回数券の買取率が上がってきているのはご存知でしたか？

東京から豊橋に行く方なんてほとんどいないはずですが、なぜか上がるこの区間。理由は【名古屋-豊橋】の新幹線回数券と【豊橋-東京】の新幹線回数券を組み合わせると【名古屋-東京】間の新幹線自由席券として販売することができるからです。

【名古屋-東京】間の新幹線回数券はのぞみの指定席も無料で乗れる指定席回数券が販売されている区間なのですが、最近の節約志向のせいか、自由席での移動を希望する方も増えているようです。その関係で【豊橋-東京】の新幹線回数券の需要がここ数年で伸びているのです。

【豊橋-東京】の新幹線回数券
買取価格が高騰している理由

昨今の節約需要の高まりにより、【名古屋-東京】間を新幹線で移動する際、自由席を利用するという方が増えているようです。【名古屋-東京】間は、通常なら指定席回数券が販売されているので、それを利用すればのぞみの指定席への引換もできるようになっています。

ただ、指定席券はJRの定価で1枚あたり10,360円となる一方で、【名古屋-豊橋】と【豊橋-東京】で区間を区切った自由席券なら、JRの定価で9,810円となります。金券ショップの販売価格でも1万円を切るお店も出てくる価格設定となります。

1万円以上か以下かは消費行動に大きく影響するようで、数年前であればほとんど見向きもされなかった【名古屋-東京】間の自由席券が、ここ数年で注目されるようになったようです。

ここで【名古屋-東京】間の新幹線自由席回数券を購入すればいいのではないかと思う方もいるでしょう。ただ、名古屋駅や東京駅のように、のぞみも停車する新幹線の駅間を結ぶ路線に関しては、JRでも自由席回数券は販売されておらず、指定席回数券またはグリーン席回数券のみの販売となっています。

先ほど紹介した【名古屋-東京】間の指定席回数券のJR定価である10,360円は、実はJRで自由席を購入した際の定価と同額になっています。JR側の言い分としては、「回数券を購入してくれたら自由席と同じ値段で指定席に乗せてあげるよ。」といったところでしょう。

ですが、新幹線回数券は区間を区切ることで安くなる場合もあります。新幹線回数券に関しての料金計算方法は数式などはないようですが、基本的にJRの料金は駅間の距離で決まるようになっています。

実は、【名古屋-東京】間は、間にある【豊橋駅】で区切って新幹線自由席回数券を購入することで、自由席料金を安くすることができる区間なのです。

さて、実際に【名古屋-東京】間の新幹線自由席を利用する場合の所用時間についても見てみましょう。”のぞみ”と”ひかり”の所用時間は下記の通りです。

名古屋と東京の間では”のぞみ”と”ひかり”の所用時間が約25分の違いとなるようです。ダイヤによってはのぞみの通過待ちなどもすることがありますから、若干の差があるかもしれません。実際に利用する際には参考程度にしていただくようお願いします。

もし、【名古屋-東京】間で自由席を利用したいと考えている方へのおすすめの路線です。東京から名古屋に行く場合であれば、東海道新幹線の始発駅である東京駅からはのぞみを利用した方がいいでしょう。

東京駅では始発や終電を除けば、待ってさえいれば自由席に乗ることが可能です。のぞみの自由席は東京駅でほぼ埋まってしまうと考えておいた方がいいのですが、東京駅から乗るのであれば自由席の利用も可能でしょう。

ただ、のぞみの自由席に乗るためにどの程度出発時間前から待っている人がいるのかまでは分かりません。状況によっては、素直に”ひかり”に乗ってしまった方がいい場合があるかもしれません。

一方、名古屋駅から利用する場合なら”ひかり”にしておいた方がよさそうです。”のぞみ”の新幹線は名古屋で乗り降りする方も多いので、一見ねらい目のようですが、新大阪や京都などで席が埋まってしまっている場合は自由席に座ることは難しいでしょう。

【名古屋-東京】間の新幹線を利用する方に、自由席を検討する方が増えたおかげで、東京近郊の金券ショップで【豊橋-東京】の自由席を高めの買取率で買い取ることができるようになりました。

もちろん、当店でも「新幹線回数券の高価買取ならお任せください」のページで紹介している区間の高価買取を実施中ですので、ぜひ新幹線回数券の売却を検討している方は当店の買取り相場のチェックもお願いします。